メルマガといえば、「マーケティングや販促にかかわる部署が実施しているメール」という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。実際に、日々多くの企業がキャンペーンや新サービス・商品のご案内などをメールで配信しています。

しかし、近年では、営業活動のオンライン化が進み、企業向けに営業担当者からメルマガを配信するパターンも多くなりました。メール配信サービスを提供している弊社でも、以前は「一般消費者向けに配信をしたい」というお問い合わせが多かったものの、ここ数年は「営業活動に使いたい」と、営業部門のご担当者様からの問い合わせも多くいただいています。 

本コラムでは、営業活動におけるメルマガの効果や、すぐに使えるメルマガの例文や注意点をご紹介します。

営業でメルマガが役立つ2つの理由

営業活動において、メルマガが役立つ理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、2つの理由をご紹介します。

理由1:ビジネスシーンにおけるコミュニケーション手段は「メール」が主流

メールは以前から使われてきた重要なコミュニケーション手段の1つです。 SlackやChatworkなど、チャットツールが活性化している現在でも、ビジネスにおいて新規営業や顧客接点維持に、メールは欠かすことはできません。さらに、コロナの影響によりデジタル化が進み、直接人と会わずともオンライン上で会議ができるようになり、名刺交換の機会も減少しました。オンラインミーティングをしている相手の部署や電話番号は知らなくても、メールアドレスは知っている、というケースも多いのではないでしょうか。

一般社団法人 日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2024」 によると、仕事で使っている主なコミュニケーション手段としてメールを使っていると回答した人が98.6%で第1位にランクインしています。また、仕事で1日に1回はメールを確認している人が98.87%という結果も出ています。

参照:一般社団法人 日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2024」 https://businessmail.or.jp/research/2024-result/


またアララで実施した調査でも、8割近くの人が「仕事でメールを使っている」と回答しており、ビジネスシーンにおいてメールは今なおなくてはならない主要なツールと言えます。そんなメールを使った営業は、多くのビジネスを創出するチャンスにもなりえるのです。

資料ダウンロード_メールに関する調査

理由2:見込み顧客と信頼関係を効率的に構築できる

日々の営業活動で獲得した顧客リストを有効的に活用できていますか。電話を数回かけても、顧客から反応を得られず、そのままフォローを辞めてしまい、休眠リストが増えてしまうこともあるのではないでしょうか。BtoBで販売する商材は、購入までのリードタイムが比較的長くなる傾向があります。リードタイムが長いからといって、顧客と接点を持てていない状態では、顧客が数か月後に再び検討フェーズに入ったとしても、検討テーブルにのらず、機会損失につながってしまいます。 

このような機会損失を防ぐのに欠かせないのがメルマガです。営業がメルマガを活用することで、これまで蓄積したリードのリストを有効活用できます。長期的にメルマガを配信することで、見込み顧客との信頼関係を効率よく構築することが可能です。また、接点を持ち続けることによって、顧客が具体的に検討したいと思った際にもすぐに思い出してもらいやすくなるという効果もあります。

さらに、電話フォローの場合はたくさんの工数を必要としますが、メルマガの場合、メール文面を考えた後は、その後一気に多くの顧客へアプローチできるので、効率的に営業活動をおこなうことができます。

BtoBメルマガの配信効果は?作成事例も紹介お客様から「BtoBでもメルマガは効果があるのか」「どんなメールを配信すれば良いのか」とご相談いただきます。 今回は、BtoBでのメルマガの効果(メール配信のメリット)と実際にどんな内容のメールを送ればよいのか、その事例をご紹介します。アララ メッセージ

営業(toB)メルマガと一般消費者向け(toC)メルマガとの違い

営業メルマガと一般消費者向けメルマガには、どのような違いがあるでしょうか。

営業メルマガ(toB)

営業メルマガは、コストに対する「費用対効果」と最終的に得られる「利益」をメインに訴求することが求められます。よく見受けられるメルマガに、商材の「機能」や「特徴」をうたったものがあります。「機能」や「特徴」のメルマガを送ることが、決して悪いことではありませんが、その「機能」が響くのはその商材を実際に利用して作業をする担当者となります。

しかし、toB商材の場合、最終的な購入権限を持つのは代表や事業責任者などの「決済者」です。決済者が判断する要因は、「機能」や「特徴」ではなく、その商材を導入したときの「費用対効果」や「利益」なのです。そのため、「機能」や「特徴」を伝えるだけでなく、導入することによって、どのような利益がもたらされるのかなどを加えると良いでしょう。また、商材に関連する「お役立ち情報」などを発信し、「メールを受信していると役に立つ情報がもらえる」「信頼できる」と思ってもらうことも重要です。

一般消費者向けメルマガ(toC)

一般消費者向けのメルマガは、購入までのリードタイムが長い営業メルマガと比べて、購入までの期間が短い傾向があります。 そのため、一通で購買意欲が高まるような内容を伝えられるかが鍵になります。

例えば、新作のお知らせやキャンペーンのご案内など、お客様がメールを見て興味を持ってもらいやすいような訴求をするとよいでしょう。HTMLメールを使って、画像で訴求することも効果的です。

営業にメルマガを活用するメリット

メルマガを活用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

読者が気軽に受け取れる

メルマガの大きなメリットは、送信側も受信側も時間に縛られない点にあります。受信者は仕事や家事の合間など、自分のタイミングで確認できるため、煩わしさを感じにくいでしょう。また、送信者側は受信者の状況を考慮し、最適なタイミングで届けたい情報を送信することができます。

受信者が消去しない限りテキストが残る

インターネット上の広告は、次々と流れてくる新しい情報に埋もれて見逃される可能性が高く、掲載期間が終了すると閲覧できなくなります。一方、メルマガは受信者が削除しない限り受信箱に残り、好きなタイミングで何度でも確認でき、場合によってはメール送信から時間が経過しても、必要なタイミングで購入や問い合わせにつながることもあります。

顧客の状況に合わせてアプローチしやすい

メルマガは一斉送信だけでなく、顧客一人ひとりの状況に応じた配信も可能です。例えば、商品購入後のフォローメールは「細やかな配慮が行き届いている」という好印象につながります。顧客の状況に合わせたメール配信は、信頼性の向上やファンづくりにおいても積極的に活用したいポイントです。

営業にメルマガを活用するデメリット

メルマガ配信には、いくつかのデメリットもあります。ここで紹介する内容をあらかじめ把握し、適切に対処することが大切です。

必ず開封されるとは限らない

メルマガは受信者によっては開封されないこともあるため、届けたい情報が必ず届くとは限りません。特に、毎日多くのメルマガを受け取っている受信者にとっては、タイトルを見て興味がない内容であればメールを開封せずに削除してしまう可能性があります。また、受信メールの確認頻度が低い受信者の場合、開封されるまでに時間がかかることもあります。

対面営業に比べると成果が出にくい可能性もある

メルマガは、対面でのコミュニケーションに比べると成果が出にくい場合があります。対面営業に比べ伝えたい内容を届けるのが難しく、メールの内容だけで受信者に好印象を与えるのは容易ではないためです。

せっかく配信しても、アポイント獲得などの目標が達成できなければ意味がありません。受信者が思わず開封したくなり、行動を促されるような魅力的なメール作成が重要です。

配信頻度によっては悪印象になる

配信頻度が高すぎたり、興味のない内容が頻繁に届いたりすると、悪印象につながる可能性があります。受信者の気持ちに配慮し、迷惑にならない適切な頻度で配信することが重要です。また、内容についてもできるだけ関心がありそうな情報に絞って送るなどの工夫が求められます。

営業に効果的なメルマガの作り方

ここからは、実際に営業をおこなう際に役立つ効果的なメルマガの作り方をご紹介します。

お客様の状況別にセグメントを分けて配信する

リストをお客様の状況別にセグメント分けし、お客様の状況にあわせたメルマガを配信しましょう。例えば、メール配信サービスを提供しているアララの場合、「メールマーケティングをすでに考えている人(顕在層)」なのか、「マーケティング施策を検討している人(潜在層)」なのかによって、内容は大きく変わります。後者の潜在層にいきなりメールマーケティングのメリットを勧められても、メールマーケティングに対して興味関心が高いわけではないので、反応が薄くなってしまいます。

潜在層には、「なぜメールマーケティングが良いのか」「メールマーケティングの効果がどれくらいあるのか」をまずは理解してもらう必要があります。上記以外にも検討状況別や会社規模別でも打ち出す内容は変わってきます。このように、お客様の状況にあわせて配信をすることはとても重要です。

もし、状況別のセグメントが難しい場合は、リストを獲得したシーン別にざっくり分けてみる方法もあります。例えば、展示会やイベントで獲得したリストは潜在層が多いため、まずは興味を持ってもらえるようなメールを配信する。一方で、課題が明確になっているセミナーや製品サイト経由で獲得したリストは顕在化層が多いため、悩みを解決できるような配信や、商材の導入メリットを伝えるようなメールを配信しても良いでしょう。

個別に送っているように配信する

どうしても、「メルマガ」感がでてしまうと、売り込みだと感じ敬遠されてしまうことがあります。「メルマガ」感を出さないためには、一人ひとりに送っているように見せる工夫が必要です。例えば、一度でも話をした人の場合、差出人は会社名ではなく、営業担当者名にすると開封してもらいやすくなります。たくさんメールが届いている中でも、知っている人の名前は目を引きやすいのです。

また、差し込み機能を使って、個別に送っているように配信する方法もあります。宛名の部分を差し込みにして配信しているメルマガは多く見かけますが、これだけでは「メルマガ」感はぬぐえません。宛名だけでなく、本文内にも、「以前○○様(差し込み)が検討されていた」などというように、名前を入れると、個別に送っているような配信にすることができます。

メールを開きたくなるような件名を付ける

メールは開いてもらえなければ意味がありません。お客様が興味を持ち、メールを開きたくなるような件名を設定しましょう。「●%アップ」「●倍!」などの具体的な数字は、ひと目で効果が伝わりやすくなります。他にも、お客様の名前を件名に入れて送る方法もあります。自分の名前が入っていると、つい開いてしまう方も多いのではないでしょうか。

もし、上記のような工夫をしても、「メールが開封されない」とお悩みの方は、一度件名をシンプルにしてみるのも良いかもしれません。メルマガにおいて件名は配信効果を左右する重要な部分であり、その認知も広まっているために、多く企業で実践されており、凝った件名もよく見かけます。そのせいか、凝りすぎた件名は受信者にとっても見慣れてしまい、受信ボックスに埋もれてしまうこともあります。そのため、「○○様:メールマーケティングに関して」など、あえてシンプルな件名にしてみると、逆に目立ち、開封してもらいやすくなることもあるでしょう。

資料ダウンロード_あなたのメルマガはなぜ読まれないのか?絶対にやってはいけないNG集

開封されやすい配信タイミングを探る

メルマガ配信をするうえで、配信タイミングは重要です。配信のタイミングによって開封率が大きく左右されるためです。例えば、週明け月曜日は確認事項が多いため、メルマガの開封は後回しになってしまいます。そのため、火曜日や木曜日といった週の半ばがベストです。また、配信時間も、仕事を始める前や、昼休憩が終わったタイミング、帰宅前のタイミングでメールチェックする方が多いため、その時間にあわせて配信すると良いでしょう。

ただし、実際に開封されるタイミングはターゲットによっても異なります。まずは、1時間ごとに配信をずらしテストしながらベストなタイミングを見つけましょう。

メルマガの最適な配信時間はいつ?開封率が高い曜日や時間帯、頻度を解説メルマガの配信には、開封率がUPしやすい【最適な配信時間】があるのはご存知でしょうか。開封率をアップさせるには、ユーザがメールを見ている可能性が高い時間帯を予測してメルマガを届けることが重要です。今回はユーザ別にメルマガ配信の最適な配信時間をご紹介します。アララ メッセージ

\仕事用のメールは昼の時間帯に確認している人が多い?調査結果をチェック/

資料ダウンロード_メールに関する調査

本文は実績や効果を中心に簡潔に記載する

メルマガは仕事の始業・終業時や、会議・作業の合間など、短い時間でさっと見る方が多い傾向があります。そのため、長すぎる文章や、下の方まで読まなければ要件が分からないようなメルマガは好まれません。また、1つのメールに様々な話題を詰め込むことも、メールの内容に一貫性がなくなってしまうので、良くありません。受信者側はメールに含まれている情報が多ければ多いほど、重要な内容がインプットされにくくなってしまいます。

本文の冒頭で、なぜメルマガを送ったのか、どんなことをこのメールで伝えたいのかを簡潔に記載するようにしましょう。先に述べたように、BtoBビジネスにおいて、最終的に望まれるのは「費用対効果」と「利益」です。そのため、メールでもどのような実績があり、効果が上がったのかを記載すると良いでしょう。

効果測定をおこないPDCAをまわす

メルマガ配信において効果測定は欠かせません。必ず、開封率やクリック率が取得できるように設定をし、配信をおこなってください。配信後は開封率やクリック率を確認し、効果検証をしていきましょう。開封率が低い場合は、件名や配信タイミングの見直しを実施してください。クリック率が低い場合は、本文がターゲットに適してない場合があるためどこが悪かったのか、改善点はないのか見直しをおこない、次のメルマガ配信時に修正をおこなっていくことで、メルマガ配信の効果はより一層高まります。

また、数値だけでは分からないこともあります。メルマガの配信後に、電話等でお客様にフォローを実施する場合は、お客様に直接、受け取ったメルマガについて所感を聞いてもいいかもしれません。

【シーン別】営業で使えるメルマガ配信例文

営業活動におけるメルマガは、配信する目的やシーンに応じて内容や伝え方を工夫することが重要です。ここでは、新規獲得や潜在顧客へのアプローチなど、シーン別に活用できる営業向けメルマガの例文をご紹介します。

①<新規獲得>挨拶のお礼・自社サービス紹介

名刺交換をした直後は相手の記憶も新しいため、今後の関係性構築のために大切なタイミングだと言えます。挨拶をした当日中にメールをすること、そして挨拶のお礼に加えて、相手の役に立ちそうな自社サービスの情報や資料を送ることで、今後のアポ獲得や信頼関係の構築を目指します。

<件名>

【お礼】本日はありがとうございました。(株式会社〇〇〇〇)

<本文>

株式会社〇〇

〇〇様

お世話になっております。

本日交流会にてご挨拶させていただきました、

株式会社△△の(自分の氏名)です。

本日は交流会にてご挨拶の機会をいただき、誠にありがとうございました。

貴社の事業や〇〇という課題についてお話を伺うことができ、大変勉強になる時間でした。

先ほども少しお話しさせていただきましたが、弊社のサービスについて紹介資料をお送りさせていただきます。

伺った貴社の課題に対して、お役に立てましたら幸いです。

ご質問やご不明点がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

②<アポ獲得が難しい顧客>セミナーへの案内

新規獲得後、アポ獲得が難しい顧客に対して、どんなアクションを起こせばよいか頭を悩ませるケースも多いのではないでしょうか。そのような時はセミナーや講演会などへのに案内も1つの手です。参加してもらえるよう、相手にとってどんな有益な情報が得られるのかを考えて伝えるなど工夫をすることが大切です。

<件名>

【〇月〇日開催】専門家が〇〇を徹底解説!オンラインセミナーのご案内

<本文>

株式会社〇〇

〇〇様

いつもお世話になっております。

株式会社△△の(自分の氏名)です。

本日は、以前〇〇様より伺った貴社の課題と近しいトピックについて

オンラインセミナーを開催することが決定いたしましたので、ご案内をお送りさせていただきます。

今回は〇〇の専門家が講師となり、(セミナーテーマ)について基礎から解説します。

【セミナー概要】

・日時:

・会場:

・参加費:

・講師:

・セミナー内容

・お申込方法:

ぜひご参加ご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

③<潜在顧客>課題への共感

資料ダウンロードやセミナーへの参加でリードは獲得しているものの、いまだ取引のない顧客に対しては、無理に売り込みをおこなわないことがポイントです。15分から30分程度の短時間でのアポイントを提案するなど、相手にとってのハードルを下げて接点を持つようにしましょう。

<件名>

【ご相談】〇〇に関する課題について

<本文>

株式会社〇〇

〇〇様

いつもお世話になっております。

株式会社△△の(自分の氏名)です。

先日は弊社サービスの資料をダウンロードいただき、誠にありがとうございました。

資料をご確認いただく中で、何かお考えのことはございましたでしょうか。

現在、同様のテーマでご相談をいただく企業様が増えており、

具体的な活用事例や成果事例をご紹介できればと思い、ご連絡いたしました。

もしご関心をお持ちいただけましたら、

15分ほどオンラインにて情報交換したく、以下候補日時をお送りさせていただきます。

ご都合がよろしい日時はございますでしょうか?

・〇月〇日〇時~

・〇月〇日〇時~

・〇月〇日〇時~

ご確認、ご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

④<休眠顧客>現状のヒアリングと情報提供

最後にコンタクトを取ってからしばらく時間が経過している顧客については、これまでと同じような内容でアプローチするのではなく、顧客の直近の状況や課題をヒアリングしながら、情報提供をおこなうのも良いでしょう。

<件名>

〇〇領域の最新動向のご共有と近況のお伺い

<本文>

株式会社〇〇

〇〇様

いつもお世話になっております。

株式会社△△の(自分の氏名)です。

以前は〇〇についてご相談いただきありがとうございました。

その後はいかがでしょうか?

昨今、〇〇領域では〇〇の動きが活発化しており、多くの企業様で対応方針の見直しが進んでいます。

弊社でも直近で〇〇に関する新たな支援事例が増えており、

〇〇様のお取り組みにもお役立ていただける情報があるのではないかと考え、お連絡いたしました。

現在のご状況やお考えをお聞かせいただきつつ、有益な情報共有ができればと思っております。

もし改めてお話を聞いていただけるようでしたら、

最新の市場動向なども含めて情報提供させていただけますと幸いです。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

営業でメルマガを活用する際の注意点

営業活動においてメルマガは有効な接点づくりの手段ですが、使い方や内容を誤ると関係性を損なう恐れがあります。成果につなげるために、次に紹介する必要な4つの注意点を押さえておきましょう。

①商材やキャンペーン情報は売り込みすぎない

営業目的でメルマガを活用する場合、自社のサービス紹介を過度に打ち出しすぎないことが重要です。売り込み色が強い内容が続くと、受信者は「宣伝ばかり」と感じ、開封率の低下や配信停止につながります。

基本的には相手にとって有益な情報提供を軸にし、その中に自然な形でサービス紹介を織り交ぜる構成が理想です。業界動向、成功事例、課題解決のヒントなどを中心に据え、「読むメリット」を感じてもらうことが、長期的な関係構築につながります。

②名刺交換しただけの相手にはメルマガを送る前にワンクッション挟む

展示会やセミナーで名刺交換をしただけの相手に、いきなりメルマガを配信するのは慎重であるべきです。相手はメルマガ登録の認識がない場合もあり、突然の配信は不信感につながる恐れがあります。

まずはお礼メールを送り、その中で「今後情報提供をお送りしてもよろしいでしょうか」と確認するなど、ワンクッション置くことが大切です。ひと手間をかけることで信頼関係が生まれ、その後のメルマガも前向きに受け取ってもらいやすくなります。

③URLにトラッキングタグを仕込む際には必ず事前に同意を得る

メルマガ内のURLにトラッキングタグを設定すれば、クリック状況の把握や営業アプローチの最適化に役立ちます。しかし、閲覧履歴や行動データの取得は個人情報保護の観点から慎重に扱う必要があります。

事前にプライバシーポリシーで利用目的を明示し、必要に応じて同意を得ておくことが重要です。透明性を確保せずにデータを取得すると、信頼を損なうリスクがあります。効果測定と信頼維持のバランスを常に意識することが求められます。

④購読停止可能なURLを必ず設置する

メルマガには必ず購読停止(オプトアウト)用のURLを設置することが基本です。配信停止の導線が分かりづらい、または存在しない場合、企業への不信感や迷惑メール報告につながる恐れがあります。受信者が自ら選択できる環境を整えることは、法令遵守だけでなく信頼維持の観点でも重要です。

Gmailがブロックされる理由とは?迷惑メール設定と解除方法を解説Googleはスパムメール問題の対策として、Gmailへの大量送信者(1日にGmailアドレスに5,000通以上のメッセージを送信する送信者)に対して要件を発表しました。この表明に対して米Yahoo!も賛同しており、業界全体でスパムメール対策への取り組みが加速しています。発表された要件は2024年2月から段階的に適用されており、ワンクリックでの配信停止(オプトアウト)機能については2024年6月に適用されました。 本記事では、Googleが発表した主要な要件の説明からメール送信者が理解しておくべきポイントについて解説します。アララ メッセージ

営業でメルマガを活用する際に知っておくべき「特定電子メール法」

日本には、迷惑メールの送信を規制するための法律である「特定電子メール法」があります。この特定電子メール法に違反した場合、総務大臣および内閣総理大臣により規制に対する改善命令が発せられ、改善しなければ「1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人の場合は3,000万円以下の罰金)」が科せられます。法律違反とならないように、注意する3つのポイントは以下の通りです。

特定電子メール法とは?法律順守のポイントとガイドライン違反事例、罰則を解説メールマーケティングをおこなうにあたって、必ず知っておかなければならない「特定電子メール法」ですが、十分に理解していますか?本記事では、メルマガご担当者様の「今さら聞けない」を解決します。アララ メッセージ

①オプトイン:メール送信の同意を得る

特定電子メール法では、あらかじめ同意した者に対してのみ広告宣伝メールを送信できる「オプトイン方式」が義務付けられています。入力フォームのチェックボックスなど、メルマガの受け取りを許諾した人にだけメールをお送りするようにしましょう。

"オプトイン"とは?オプトアウトとの違いや法律、メリットを分かりやすく解説今回はメール配信との関わりがとても深く切り離すことができない「オプトイン」についてご紹介します。アララ メッセージ

②表示義務:同意を得た証明

メールの送信者には、受信者が事前の同意を通知しているメールであるかどうか容易に判断できるように、送信者の情報を表示することが義務付けられています。以下の内容をメール内に記載しましょう。

  • 「送信者の氏名または名称」
  • 「受信拒否ができる旨の通知」
  • 「送信者の住所」
  • 「苦情や問い合わせの受付先」

③オプトアウト:配信停止の意思表示

受信者がメールの受け取りを止めたくなった場合に、「オプトアウト(配信の停止)」 をするための導線を設ける必要があります。メール本文内に「配信解除手続きはこちら」といった文言を記載してください。このような法律がなかったとしても、お客様が迷惑だと感じるようなメルマガは送るべきではありません。お客様が「受け取りたい」と思うような営業メルマガ配信を実施しましょう。

オプトアウトとは何?個人情報保護法改正による変更点や注意すべきポイントを解説メルマガ等を顧客へ送信して認知度を高める取り組みは、デジタルマーケティングの定番とも言える手法です。しかし、個人情報保護法に基づき、オプトアウト・オプトインについてよく把握した上でおこなう必要があります。 ここでは、オプトアウトに関する基本的な知識や、個人情報保護法のポイントなどについて触れながら、正しいオプトアウトの導線設置に役立つ情報をご紹介します。アララ メッセージ

営業でメルマガを配信するならアララメッセージ

営業メルマガを配信するのであれば、「アララ メッセージ」をぜひご検討ください。

アララ メッセージは低価格で、豊富な機能が揃っており、初めてメール配信システムを使う方でも使いやすいメール配信サービスです。月額9,500円から利用することができ、差し込み機能や効果測定機能などが揃っているので、営業メルマガにも最適です。

まとめ

営業におけるメルマガは、顧客との継続的な接点をつくり、信頼関係を効率的に構築できる有効な手段です。メールが主流のビジネス環境において、適切に活用すれば機会損失を防ぎ、将来の商談創出につなげることができます。

一方で、成果を上げるには、顧客状況に応じたセグメント配信や、開封されやすい件名・タイミングの工夫、実績や効果を端的に伝える構成、そして効果測定による改善が欠かせません。

特定電子メール法を遵守し、オプトイン取得や配信停止導線の設置など、信頼を損なわない運用を徹底することで、メルマガを効果的に活用していきましょう。

導入事例はこちら

東京海上日動パートナーズTOKIO【アララ メッセージの導入で作業時間が98%減】東京海上日動パートナーズTOKIOでは、管理職向けに毎週オンラインセミナーを実施しています。これまで、セミナーのご案内を一通一通送っていたため、配信作業に20時間を要していました。しかし、「アララ メッセージ」の導入で作業時間が98%減少。さらに、効果測定機能でお客様の興味が目に見えてわかるようになりました。アララ メッセージアソビュー株式会社【メルマガ経由の購入件数が昨年対比1000%を達成】アソビュー株式会社では、メルマガを作成する際の「HTML化」が大きな課題でした。「アララ メッセージ」を導入後、簡単にHTMLを作成することができるようになり、作業工数が減少。今まで以上に効果測定に基づいたメルマガのコンテンツ企画を行えるようになりました。アララ メッセージ

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