参加者の83%が「とても参考になった」と回答!「メール到達率を上げる」 勉強会レポート
「アララ メッセージ」は、メール配信遅延や不達を改善するメール配信サービスとして、現在、金融、IT、通信、サービス業をはじめ業界を問わず多数の企業でご利用いただいています。
弊社では、実際にご利用いただいているお客様にアララ メッセージをより有効的に活用いただくため、勉強会を開催しています。
本コラムでは、「メールはなぜ未達になってしまうのか」、「メール到達率の重要性とは」といった解説をはじめとし、実際にお客様が抱えているお悩みを解決する場として開催した勉強会について、ご紹介いたします。
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はじめに:アララが開催する勉強会とは
「文章を作成して送ればOK」と考えている方も多いメール配信ですが、実際にやり始めると様々な課題が浮き彫りになってきます。
例えば、「メール配信でもっと売上をあげたい」「メールが全然届かなくて困っている」「メールの作成時間や送信時間をもっと短縮し効率的に送りたい」など、お悩みは多岐にわたります。
お客様がどのような目的でメールを送りたいかによってもお悩みや課題は異なります。
さらに、多くのお客様が抱えるお悩みは、システム面だけで解決し難い場合も多く見受けられます。例えば、「効果が上がるメール配信の運用方法」や「迷惑メールになりにくい配信内容」などです。これらは、システムが解決してくれる訳ではありません。
弊社では、そのようなお悩みを抱えている企業様をサポートしたいと考え、15年以上の知見や経験を踏まえ企業様ごとの課題に則した勉強会を実施しています。
今回実施した「”メール到達率”を上げる」をテーマにした勉強会では、実施後のアンケート結果で、参加者の83%が「とても参考になった」と回答していただきました。
勉強会はお客様のお悩みに応じて実施できますので、ぜひお気軽にご相談ください。
クライアントからのお悩み相談がきっかけに。"メール到達率"を上げる勉強会の開催経緯
今回はCRMツールベンダーである株式会社E-Grant(以下、E-Grant社)と1時間の勉強会を実施しました。
E-Grant社では、クライアントから「メールの到達率」についてご相談いただくことが多いそうです。このお悩みを解決すべく、今回の勉強会の開催に至りました。
メールの到達率は、アララ メッセージのようなメール配信システムによって改善できる場合もありますが、その一方でシステム側では改善できない課題も多くあります。
システムで改善できないものの多くの要因が、docomoやgmailなどの送信先サーバの問題や、CRMツールからメールを送るクライアントの配信方法、メールのコンテンツ内容となります。
今回は、E-Grant社でCRMツールの販売やサポートを担当されている17名の方に参加いただき、勉強会を実施いたしました。
メール到達率のノウハウをお話したうえで、システムでは解消が難しい、コンテンツの内容や最適な配信方法などをお伝えし、実際に抱えているお悩みの解消をおこないました。
メールの到達率を上げるには多くのノウハウが必要。"メール到達率"を上げる勉強会の内容
では、勉強会当日には、どんなことを具体的にお伝えしたのか、詳しくご紹介します。
メール到達率に関する注意点や改善ポイントを解説
メール到達率に関する注意点や改善ポイントでは、
- 到達率の重要性
- メールが届かない原因
- 事例のご紹介
を、アララから解説いたしました。
メール到達率の重要性
メールの到達率は、最終的なCVや売上に直結する重要な指標の1つです。メールがお客様に届かないことで、施策の効果に大きな影響を与えてしまいます。改めて、メール到達率の重要さを認知いただく必要があります。
メールが届かない原因
メールが届かない大きな原因の1つに送信先サーバより「迷惑メール」とみなされてしまうことです。迷惑メールとみなされてしまう要因には、「DNSの設定ができていない」「オプトイン・オプトアウトの記載がない」「不適切な書式」などが挙げられます。
メールが届かないという課題を抱えている場合、まずは「迷惑メール」とみなされないように、メール配信の設定やメール配信の内容を見直す必要があります。「SPFレコードやDKIMの設定」、「オプトイン・オプトアウトの宣言」「過度な装飾<全体のバランス」など送信側ができる改善方法を細かくお伝えしました。
事例のご紹介
メール配信システムを提供し続けて15年以上となるアララでは、お客様から数々の「メールが届かない」といったお悩みをお伺いしてきました。
一見問題がなさそうなメールでも、送信先サーバから「迷惑メール」とみなされ不達になった事象もあります。その際には、アララでも様々なパターンでの検証を重ね、なぜそのメールが届かなくなってしまったのか、原因を突き止め回答することに努めています。
ここでは、実際に発生した事例と迷惑メール判定を受けてしまった原因をご紹介しました。
質疑応答
質疑応答では、実際にE-Grant社がお客様からいただくお悩みをお伺いし、回答やアドバイスをおこないました。
「配信リストの中にどのくらいエラーがあったら不達率は上がるのか」や「SPFレコード設定がinclude数の制限によりできない」というように、実際に発生しているお悩みをたくさんいただき、当初予定していた1時間の枠を超えてまで続く盛り上がりでした。
回答することが難しいご質問もありましたが、アララのこれまでの知見をお伝えし、参加者様同士でも良い情報交換の場となりました。
"メール到達率"を上げる勉強会のアンケート結果
今回の勉強会に参加されたE-Grant社の参加者様へアンケートを実施しました。
結果は以下の通りとなります。
■勉強会の内容は参考になりましたか?
参加された約83%の方から「とても参考になった」とご回答いただきました。
「参考になった」方も合わせると100%となり、満足度の高い勉強会となりました。
■勉強会の時間は、適切でしたか?
1時間の枠で「ちょうどいい」と回答する方が多い中、「短い」との意見もあり、「メール到達率」に関する関心の高さを伺うことができました。
また、自由記入欄にはたくさんのお声をいただきました。
<一部抜粋>
- iCloudの件については現場の方でないとわからないことなので、大変貴重な情報かと感じました。
- メール未達の要因をわかりやすく把握することができた。
- とても信頼できるな、と感じました。このような機会をいただきありがとうございました!
- 事例も交えてお話ししてくださったおかげでイメージが付きやすかったです。
- 今後とも情報交換など出来ましたら幸いです。
- 本日いただいた内容をクライアントにも伝えられそうなので、非常に勉強になりました!
- 開封率やクリックなどコンテンツの中身の話しも是非とも情報交換したい。
- 新しい知識を手に入れることが出来たので今後役に立てられればと思います。
- 今回の講義を通して得た内容をクライアントにブラックリスト対応やSPF設定の重要性を詳しく説明できるように精進していきます。
1時間という短い時間ではありましたが、とても有意義な時間となりました。
まとめ:メール配信のお悩みはアララへ
メール到達率はシステムだけでは改善することが難しく、未達の原因が突き止めにくいこともあります。しかし、今回お伝えしたポイントを理解し実施いただくことで、改善されることも多くあります。
今回、「"メール到達率"を上げる勉強会」を開催し、参加者様の関心の高さに驚きました。
改めて、今回の勉強会が参加者様のお役に立てたことを嬉しく思います。
また、このような勉強会はアララとしても、実際にお客様のお悩みをお伺いできる大変貴重な場となっています。
今後も、ご利用いただいている企業様のお悩みを解決できるよう、勉強会を開催して参ります。
メール到達率をはじめとし、メール配信に関してお悩みや課題を抱えている場合はぜひお気軽にご相談ください。
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