メールが届かない・受信しないのはなぜ?5つの原因と解決策を紹介!
メール配信ツールを利用しても「送ったメールが相手に届かない」または「送られたはずのメールが受信フォルダに入っていない」といった経験をしたことはありませんか?
メールマーケティングの効果を最大限に発揮するために、メールが届かない原因を把握し、対策をおこないましょう。
目次[非表示]
- 1.メールが届かないときに確認したいチェックリスト
- 2.メールが届かない場合の、受け取る側の原因
- 2.1.メールアドレスの変更
- 2.2.受信ボックスがいっぱいでメールを受け取れない
- 2.3.迷惑メール設定をしている
- 3.メールが届かない場合の、送信側の原因
- 3.1.メールアドレスが間違っている
- 3.2.メールサーバの問題
- 4.メールが届かない場合に追加でやっておきたい対応は?
- 5.メールが届いていない状況を検知するには?
- 5.1.送信先メールアドレスの間違いがないか
- 5.2.添付ファイルのサイズ容量が大きすぎないか
- 5.3.メール送信環境は問題ないか
- 6.アララのメール配信サービスなら解消できる
- 6.0.1.空メール/PC登録フォーム
- 6.0.2.マルチパート配信
- 6.0.3.配信禁止時間帯
- 7.まとめ
メールが届かないときに確認したいチェックリスト
メールが届かない場合は、まず以下の項目をチェックしてみましょう。
<受信時>
- メールアドレスを変更していないか?
- 受信ボックスの容量がいっぱいになっていないか?
- 強力な迷惑メールの設定をしていないか?
<送信時>
- 送信先のメールアドレスが間違っていないか?
- メールサーバに障害が発生していないか?
受信側、送信側、それぞれの原因を見ていきます。
メールが届かない場合の、受け取る側の原因
メールが届かない原因は様々ですが、実は送信側よりも受信者側の問題で届かないケースが多いことをご存知ですか?
よくある受信者側の問題として「メールアドレスの変更」、「受信ボックスがいっぱいでメールを受け取れない」、「迷惑メール設定をしている」などがあげられます。
メールアドレスの変更
転職や携帯電話の解約など個人の都合でメールアドレスを変更したために、元々登録していたメールアドレス自体が消滅することがあります。これを防ぐためには、日頃から「メールアドレスを変更した場合には登録情報を更新していただくよう呼びかけをおこなう」ことが大切です。
なお、間違ったメールアドレス、存在しないメールアドレス宛にメールを送信すると、「User Unknown」と記載されたメールが返信されます。
受信ボックスがいっぱいでメールを受け取れない
メール受信ボックスの設定により、「受信ボックスがいっぱいでメールを受け取ることができない場合があります。何も設定をしていない場合メールはたまり続け、いずれいっぱいになってしまいます。受信ボックスがいっぱいになってしまうと、新たにメールを保存することができず、メールを受信できなくなります(≒届かない)。
受信ボックスは一定期間が経ったら削除するような設定をおこない、定期的に不要なメールを削除するなど、受信者側にアナウンスするとよいでしょう。
迷惑メール設定をしている
日々深刻化している迷惑メールの対策として「迷惑メール設定をしている」方が多く見受けられます。迷惑メール設定をしている方の中には、許可したメール以外は届かないようにする、携帯キャリア以外からのメールは受け取らない、といった強力な設定をおこなっている方もいるかと思います。
確かに、迷惑メール設定をすることは大切ですが、その設定のために本来届けなければならないメールまで迷惑メールとして扱われ、ブロックされている可能性があるのです。
これに対処するためには、メルマガ登録時に必ず迷惑メール設定の解除、もしくは特定の相手から届くメールに対してだけ、受信できるようにドメインの許可をしていただくように注意喚起をおこなうようにしてください。
【補足】エラーメッセージを装った迷惑メールに要注意
エラーメールを装ってウィルスを仕込んだ添付ファイルを送り付けるスパムメールもあるので注意が必要です。エラーメールを受け取ったら、まず誰に送ったメールがどのような原因でエラーになったかを確認するだけに留め、添付ファイルは絶対に開かないでメール自体を削除してください。
また、送られてきたメールを迷惑メールと判定しないように、送信側には以下の対策をとってもらいましょう。
- 迷惑メールでよく使われる言葉はスパムフィルターに引っかかる可能性があるため避ける
- 配信したメールがすべての環境で同じように見えるとは限らないため、受信環境に合わせて配信する
- 深夜や早朝など、受信側が迷惑だと感じる時間帯に送信しない
- メルマガの解除手続きを簡単にする
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メールが届かない場合の、送信側の原因
メールが届かない場合の送信側の原因として、以下の2点が考えられます。
- メールアドレスの間違い
- メールサーバーの問題
それぞれの原因について、発生要因と対処法を見ていきましょう。
メールアドレスが間違っている
最初に確認すべきは、送信先のメールアドレスが正しいかどうかです。自分で入力した場合も、相手からのメールに返信した場合も、間違ったメールアドレスが原因で届かないことがあります。
送信先のメールアドレスをチェックし、ドットの有無や全角文字の混入にも注意しましょう。全角文字のドットは見落としがちなので、半角文字で再入力するのも有効です。間違った送信先の場合、配信不能やUser Unknownのタイトルのメールが返信されることで、自分のメールが届かなかったことがわかります。
メールサーバの問題
メールサーバは24時間365日稼働していますが、メンテナンスや何らかの障害により一時的に停止したり、動作が止まったりすることがあります。過去には、お正月に「明けましておめでとう」メールが急増し、サーバの負荷が増大したことでメール送受信の遅延が生じたことがありました。
このような場合は、ユーザの責任ではなくユーザ自身で解決策を見つけることが難しいため、利用サーバの障害報告やメンテナンスの告知を確認してください。なお、突然送受信できなくなった場合は、ホームページなどへの情報の掲載に時間がかかる場合もあるため、しばらく時間をあけて確認してみましょう。サーバ管理側の問題の場合は通常、時間が経過すれば解決します。
「アララ メッセージ」は、メール配信に必要な「大量配信」「高速配信」「高い到達性」を実現するメール配信システムです。高度な配信処理能力と、国内各種ガイドラインに沿った配信エンジンのチューニングにより、配信遅延や不達を防ぎます。さらに、万が一の障害時に備えて、24時間365日お客様からのお問い合わせを受け付けています。
メールが届かない場合に追加でやっておきたい対応は?
メールが届かない問題を防ぐために、受信時と送信時それぞれの対処法を覚えておきましょう。受信時には、ホワイトリストへの登録や別のメールアドレスへの転送が有効です。送信時には、大きなファイルを送る際に共有・転送サービスを利用することがおすすめです。
以下で詳しく説明します。
受信時の対処法
信頼できる相手からのメールをいつも確実に受け取りたい場合は、その相手をホワイトリストに登録しましょう。ホワイトリストは、特定の送信者からのメールを常に受信できるようにする設定です。これにより、重要なメールがスパムとして誤って分類されるのを防ぐことができます。
一方、メーラーソフトウェアに問題が発生した場合に備えて、重要なメールを別のアドレスに転送する設定もあります。これにより、一部のメールが失われるリスクを軽減することができます。
例えば、プロバイダーのメールをGmailに転送した場合、迷惑メールフィルターが働いて余計なメールを遮断してくれます。また、スマートフォンに転送すると重要なメールをすぐに読むことが可能です。
送信時の対処法
添付ファイルが大きすぎて、メールが届かないことがあります。この問題を避けるためには、画像や動画、PDFなど容量の大きなファイルはメールに添付せず、代わりにクラウドストレージを利用することをおすすめします。
クラウドストレージは、ファイルをクラウド上に保管し管理するサービスです。Google DriveやOneDrive、Dropboxなどにファイル保存して、保存したファイルへのリンクを受信側に送ります。これらのサービスはインターネット環境さえあれば、データの閲覧、編集、共有が可能です。
メールが届いていない状況を検知するには?
ここまで、メールが届かない「受信者側の原因」と「迷惑メール扱いによるブロック」について解説してきました。もしメールが届かなかった場合、送信者側でメールが届いていない状況を検知する方法はあるのでしょうか。
送信者側がメールを配信後、相手(受信者)にメールが届かなかった場合、「バウンスメール」と呼ばれるエラーメールが返って来ます。
Fromヘッダ(送信元アドレス)が「MAILER-DAEMON」や、Subjectへッダ(件名)が「Delivery Status Notification(Failure / Delay)」などで返って来るバウンスメールには、
- User Unknown(宛先不明)
- Message size exceeds remaining quota(メールボックスの容量がいっぱい)
のような、エラー原因が記載されていることもあります。
このようなバウンスメールが届くことで、メールが届いていない状況を検知することは可能です。
しかし、場合によっては、エラーメール(バウンスメール)が返って来ず、相手にもメールが届いていない状況が発生することがあります。このような場合は、送信者側でもメールが届いていない状況を検知することは難しいです。
少しでも、エラーとならずにメールを届けるために、送信者側は次の内容を確認し、配信するようにしましょう。
送信先メールアドレスの間違いがないか
メールが届かない原因のひとつに、メールアドレスの誤りがあります。配信対象リストを手入力で作成している場合に発生する可能性が高くなります。アドレスを転記する場合は、大文字と小文字、数字の0とアルファベットのOなどに注意しましょう。
メールアドレスが少しでも違う場合、相手にメールは届きません。配信対象リストを作成する際は、手入力ではなく、登録フォームを利用し、登録されたメールアドレスに確認メールを送るなどの方法を用いて、メールアドレスの間違いをなくしましょう。
添付ファイルのサイズ容量が大きすぎないか
添付ファイルを送る場合、サイズ容量を気にしてますか?多くの方が利用しているGmailでは「最大 25 MB」と指定があるように、ほとんどのメーラーでは送信できるファイルのサイズが決まっています。添付したファイルのサイズが大きすぎると、メールサーバに負荷がかかり、送信自体ができないことがありますので、注意が必要です。
もし、大きいサイズの添付ファイルを送りたい場合は、
- 添付ファイルを圧縮する
- 複数のメールに分けて送る
- クラウドファイル共有サービスを活用する
など工夫をしましょう。
メール送信環境は問題ないか
メールを送信する際に、送信環境に問題がないか確認をしましょう。メールはインターネットを通じて送られるため、ネットワークが繋がっていなかったり、不安定であったりした場合、メールの送信に失敗する可能性があります。また、送信側のネットワーク環境に問題がなかった場合でも、メールサーバ側で障害が発生し、メールが正常に送られないこともあります。
メールサーバ側で障害が発生してしまった場合は対処が難しいですが、送信側のネットワーク環境は、常に最適な状態にしておきましょう。もし、ネットワークの環境やメールサーバ側の問題で上手くメールが送信出来なかった場合は、時間を置いてから再送することをおススメします。
アララのメール配信サービスなら解消できる
アララのメール配信サービスは、メールを届けるために必要な機能を豊富に備えています。その一部の例をご紹介します。
空メール/PC登録フォーム
機能を使うことで、自社でメルマガ登録フォームを持っていない企業様でも、簡単に登録フォームを作成できます。これにより、メールアドレスの入力ミス削減にも繋げることができます。
マルチパート配信
テキストメールとHTMLメールをまとめて送信することができます。HTMLメールに対応していない端末の場合でも、テキストメールを表示させることが可能です。
配信禁止時間帯
夜の9時から朝の8時まではメール配信をストップすることが可能です。大量にメールを配信している場合でも安心できます。
アララのメール配信サービスは「到達率を高く保ったまま高速に配信すること」に特化したサービスです。各携帯キャリアやISP等の独自の配信ロジックとなりすまし対策に対応しており、常時最適なチューニングを実施した上で配信をおこなうためメールの到達率改善に貢献します。
まとめ
メールが届かない原因は複数考えられます。メールマーケティングにおいてメールが届かない状態は、大きな損失を意味します。
まずは本記事で紹介した「メールが届かない原因」に該当していないか、一つひとつチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。
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