メール配信エラーが起きた!原因・対処法について
メール配信をした際にエラーメールが届いて驚いた経験はありませんか?
本記事では、メール配信エラーの種類とその原因・対処法についてご紹介します。
エラーメールが届いても慌てず対処できるようにしておきましょう。
※なお本記事で紹介するエラー内容は一例となります。返答されるエラー内容は送信先メールサーバによって異なりますのでご注意ください。
目次[非表示]
- 1.メール配信エラーの種類と対処方法
- 1.1.送信先アドレスの打ち間違え
- 1.2.メールボックスの容量がいっぱい
- 1.3.送信先メールサーバで問題が発生している
- 1.4.メールサイズが大きすぎる
- 2.メルマガ配信の際に起こるトラブル
- 2.1.キャリアブロックを受けてしまう
- 2.2.迷惑メールに振り分けられてしまう
- 2.3.ドメイン指定されている
- 3.エラー内容から正しい対処法を
メール配信エラーの種類と対処方法
メール配信エラーには、多くの種類があり、それぞれのエラーに対する対応も異なります。
まずはメール配信エラーの種類と対処方法についてご紹介します。
送信先アドレスの打ち間違え
打ち間違えなどによる送信先アドレスの誤りは、よくあるエラー原因の1つです。
その場合は以下のようなメッセージが記載されたエラーメールが届きます。
- User Unknown
- HOST Unknown
「User Unknown」の場合は@の前の部分が、「HOST Unknown」の場合は@の後の部分が誤っている可能性があります。
アドレスを目視で確認しながら手打ちすると、どうしても間違いが発生しやすくなってしまいます。
メール配信においてエラーが発生した際には、まずこのミスをしていないかどうか疑ってみましょう。
ローマ字は小文字入力のみとしているサーバが多い傾向にありますが、大文字と区別しているパターンもあるため注意が必要です。
また、ハイフン「-」アンダーバー「_」などの記号の入力ミスもよくある間違いのひとつです。
これらのミスに対しては、間違いがないか目視で確認以外に対処法がありません。できる限りアドレス入力は「コピー&ペースト」などで対応しましょう。
メールボックスの容量がいっぱい
相手のメールボックスの容量がいっぱいになっているため受信できない可能性が考えられます。
その場合は以下のようなメッセージが記載されたエラーメールが届きます。
- Message size exceeds remaining quota
- ver quota
不要なメールを削除して空きを作ってもらうか、容量を増やすかなどの対策をとってもらう必要があります。
重要なメッセージが今後届かなくなってしまう可能性も十分に考えられるので、早々に相手側に対応してもらいましょう。
送信先メールサーバで問題が発生している
送信先メールサーバにおいて何らかの理由で問題が発生しており、メール配信ができない可能性があります。
その場合は以下のようなメッセージが記載されたエラーメールが届きます。
- Message could not be delivered
送信先メールサーバ業者に問い合わせをおこない、問題が発生しているかどうか状況を確認してください。
メールサイズが大きすぎる
送信するメールサイズが大きすぎて送信できなくなっている可能性が考えられます。
その場合は以下のようなメッセージが記載されたエラーメールが届きます。
- Message exceeds maximum fixed size
- this mailbox is full
- Message is too large
添付ファイルのサイズが大きいとこのエラーが起きやすくなってしまうため、ファイルを圧縮したり、サイズが大きくなりすぎない程度に分割して相手に送信したりするなどの対策をとりましょう。
メルマガ配信の際に起こるトラブル
メルマガ配信は、企業にとって大切な情報伝達手段です。
このメルマガ配信では、どのようなトラブルが発生する可能性があるのかを確認しておきましょう。
対処法も併せて確認しておくと、さらに安心してメルマガ配信ができます。
キャリアブロックを受けてしまう
キャリアブロックとは、送信先メールサーバ側の迷惑メール対策のひとつで、一定の条件に適合する送信元のIPアドレスに対して受信を拒否(不達・遅延)できるものです。
エラーアドレスが多い(メールが未達に終わるアドレスが多い)と判断されてしまうと、送信先のメールサーバからスパム業者だと判断されてメールを送信できなくなってしまう事態に陥ります。
これを避けるためにも、エラーアドレスに対して今後メールを送らずに済むよう、送信先のリストから削除しておくとよいでしょう。
また、同じIPアドレスから大量にメールを送っている場合もキャリアブロックを受ける場合もあります。
異なるIPアドレスを複数用意してメールを送信することによって解決できる可能性があります。
迷惑メールに振り分けられてしまう
配信したメールが迷惑メールと判定され、迷惑メールボックスに入ってしまうことがあります。
先述したようにエラーアドレスが多い配信の実施は、迷惑メール判定をされてしまう原因のひとつですが、それ以外にも配信コンテンツの内容も重要です。
例えば、賭博系やマルチ商法、公序良俗に反するものに関連する単語や表現を多く本文に盛り込むと、スパムとして認識され、迷惑メール判定されてしまいます。
配信前に迷惑メールで使われているような表現がないかを確認してから配信をおこなうようにしましょう。
ドメイン指定されている
適切な状態で配信しているにも関わらずメールが届かない場合は、相手がドメイン指定をしている可能性が高いです。
もしも相手がドメイン指定をしている場合は、指定を解除してもらいましょう。
あまりにもエラーが多くなるとスパム業者だと判断されてしまうので、ドメイン指定を解除してもらえない場合には、送信先リストから削除することも考えなければいけません。
エラー内容から正しい対処法を
メール配信エラーの種類と対処方法について解説しました。
メールが届かない場合は、まずアドレスの打ち間違いがないか確認しましょう。
メール未達のエラーが多くなると、メールが相手に到達しなくなってしまいます。
定期的にエラーアドレスをリストから削除するなどの対処をおこないましょう。
送信先のサーバなどによりメールの配信が不可となってしまうケースでは、メルマガ停止も考慮に入れなくてはいけません。
エラーとして返されたメールの内容をよく理解して、正しい対処方法をとりましょう。
なお、アララ メッセージには、エラーとなったメールアドレスの解析、および一定回数エラーになったアドレスに対して自動的に配信対象から除外する「エラーフィルター機能」があります。
エラーメール関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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