メールがブラックリストに登録される原因とは?確認・解除方法の手順を徹底解説

メール配信をおこなっていると、送信者に悪意が無くても受信者側でスパムと判定され、送信元のメールドメインやIPアドレスがブラックリストに登録されてしまうことがあります。ブラックリストに登録されてしまうと、メールが相手に届かなくなってしまい、伝えるべき相手に伝えるべき内容が送れなくなってしまいます。一体、何が原因でメールのドメインやIPアドレスがブラックリストに登録されてしまうのでしょうか。

本記事では、ブラックリストに登録されていないかどうかの確認方法や、ブラックリストに登録されないための対策について説明します。

目次[非表示]

  1. 1.メールのブラックリストとは?
  2. 2.メールのブラックリストの種類
    1. 2.1.①迷惑メール対策団体が作成したブラックリスト
    2. 2.2.②プロバイダー・携帯キャリアが作成したブラックリスト
  3. 3.ブラックリストの代表的な対策団体
  4. 4.メールがブラックリストに登録される原因
    1. 4.1.大量の一斉配信によりスパム判定を受けた
    2. 4.2.無効なメールアドレスに何度も配信をした
    3. 4.3.スパムトラップに送信した
    4. 4.4.ハッキング等により勝手に迷惑メールを配信されてしまった
    5. 4.5.イタズラ・嫌がらせを受けた
    6. 4.6.PCがウイルス感染した
  5. 5.メールがブラックリストに登録されているのかを確認する方法
  6. 6.メールをブラックリストから削除する方法は?
  7. 7.メール配信サービスの利用で無効なメールの対策を!

メールのブラックリストとは?

そもそも「メールのブラックリスト」とは、メールの受信拒否リストのことをいいます。受信者からスパムメール(迷惑メール)だと判断された送信元のメールドメイン・IPアドレスをリスト化したものを指します。リストは複数の団体が作成・管理しており、一般公開しているので誰でもチェックすることが可能です。

ブラックリストに登録されてしまうと、送信元の信頼度が下がりメールが送信できなくなることがあります。もしこれまで送信できていたメールが、メールの設定を何も変更していないのに相手に届かなくなってしまったら、何らかの原因でメールドメインやIPアドレスがブラックリストに登録されてしまった可能性があります。

■ブラックリストの仕組み

ブラックリストの仕組み

メールのブラックリストの種類

メールのブラックリストは、「迷惑メール対策団体が作成したリスト」と「プロバイダー・携帯キャリアが作成したブラックリスト」の主に以下の2種類があります。

①迷惑メール対策団体が作成したブラックリスト

一般的にメールのブラックリストは、「迷惑メール対策団体が作成したリスト」のことを指し、「DNSBL(Domain Name System Black List)」や「RHSBL(Right Hand Side Black List)」とも呼ばれます。

迷惑メールの対策団体は複数存在し、迷惑メールの発信源として危険性が高いと判断したIPアドレスやドメインを、各団体のWebサイト上でそれぞれ公開しています。

多くのメールサービスは、これらのブラックリストを基準に受信の可否を判断しており、いずれかのブラックリストに登録されるとメールの到達率は大きく低下してしまいます。

②プロバイダー・携帯キャリアが作成したブラックリスト

ブラックリストの種類としてもうひとつ挙げられるのは、GmailやYahoo!メールといったメールプロバイダーや携帯キャリアが、独自で作成しているブラックリストです。

この種類のブラックリストに登録された場合は、例えば「Gmail宛てのメールだけが届かない」というように、特定のドメインに対する配信のみ制限されます。

なお、①で述べたように「ブラックリスト」は、一般的には迷惑メール対策団体が作成・公開しているリストを指します。②のようにプロバイダーなどが独自に管理するリストは「ブロックリスト」と呼ばれることもあり、①のブラックリストとは区別される傾向があります。

ブラックリストの代表的な対策団体

ブラックリストを作成・公開する団体の中でも認知度が高い団体が3つあります。それぞれの提供するサービス名と特徴は以下の通りです。

サービス名

提供元団体

特徴

Spamhaus

国際的なNPO「The Spamhaus Project」

世界中の企業、政府機関が利用。特に強力なリストであるため、登録されるとメールが届くことはほとんど無いと言われている。

SpamCop

アメリカ大手通信機器メーカー「Cisco System」社

リストの公開に加えて、ユーザーからの情報提供も受け付けている。

MXToolBox

アメリカ「MXToolBox」社

リストの公開に加えて、様々なチェックツールを公開している。

メールがブラックリストに登録される原因

悪意がないにも関わらず、メールがブラックリスト入りしてしまうことを避けるためには、なぜメールがブラックリスト入りするのか、原因を知り対策しておくことが重要です。ここからは、メールがブラックリストに登録されてしまう原因について、詳しく見ていきましょう。

大量の一斉配信によりスパム判定を受けた

特定のIPアドレスから大量にメールを一斉配信すると、迷惑メール業者と判別されることがあります。迷惑メール業者と判断されスパム認定を受けてしまうと、キャリアやプロバイダ側からブロックされることとなり、最終的にはブラックリストに登録される可能性があります。

無効なメールアドレスに何度も配信をした

宛先ドメインやアカウント名が無効で、存在しないメールアドレスだと気づかず何度もメールを送り続けてしまうと、ブラックリストに登録されるリスクが高まります。これは、サーバーに対して不正ログインを何度も試みるサイバー攻撃と見なされてしまうためです。

スパムトラップに送信した

「スパムトラップ」とは、使い捨てのメールアドレスを用いた罠のことであり、ブラックリスト団体等が迷惑メール業者を探し当てるために拡散されるものを指します。送信リストの中にスパムトラップが含まれており、何度も送信してしまうと迷惑メール業者と判断されてブラックリストに登録される可能性があります。

ハッキング等により勝手に迷惑メールを配信されてしまった

外部からハッキングされ、勝手に自身のサーバーを使ってメールを大量送信されてしまうと、結果として無効なアドレス等に何度もメール送信するなどブラックリストに登録されるリスクが高まります。

イタズラ・嫌がらせを受けた

先ほど、無効なメールアドレスに何度も送信を繰り返すことがブラックリスト入りのリスクを高めることをお伝えしました。例えばメールフォームの自動返信機能に何度も無効なメールアドレスを入力するなどの悪用をされると、結果として無効メールアドレスへの送信が発生し、意図せずブラックリスト入りする恐れがあります。

PCがウイルス感染した

PCがウイルスに感染し、知らないうちにメールを大量送信してしまっていた、というケースも稀にあります。一般的なセキュリティ対策をしていれば防げることが多いため、セキュリティ対策をしていない場合はすぐに対処するようにしましょう。

メールがブラックリストに登録されているのかを確認する方法

使用しているメールドメイン・IPアドレスがブラックリストに登録されていないかを確認するためには、まず送信がエラーになってしまうドメインのIPアドレスを調べ、スパムでないかを確認しましょう。スパム行為をおこなっている疑いのあるドメインやIPアドレスについては、代表的な団体としてSpamhausという非営利団体や、SpamCopというブラックリストのデータベース公開サービスがあります。

これらのサイトにアクセスしてドメインやIPアドレスを入力すると、ブラックリストに登録されているかどうかがわかります。

メールをブラックリストから削除する方法は?

万が一ブラックリストに登録された場合、 運営団体に対して削除の申請をすることができます。ここからは強力なリストを提供する「Spamhaus」での登録解除方法を説明します。

  1. Spamhausの公式サイトにアクセスします。

    https://www.spamhaus.org/

  2. ページ上部のメニューバーの右端にある「Free Datasets And Tools」をクリック。開かれた詳細メニューの右下にある「Reputation Checker」をクリックします。

  3. 白い検索ボックスに、調べたいIPアドレスorドメインを入力して、「Lookup」をクリックします。

  4. ブラックリストへの登録がなければ「<検索したIPアドレスorドメイン> has no issues(問題はありません)」と表示されます。
    登録があれば、「<検索したIPアドレスorドメイン> has 1 listing(1つのリストに登録されています)」と表示されます。
  5. 4で登録が確認できた場合は、登録されている理由(Why is this IP address listed?)が記載された文章が下に表示されます。下までスクロールして「Show details(詳細を見る)」をクリックします。
  6. 詳細情報の下のチェックボックスにチェックを入れ、「Next Steps(次のステップへ)」をクリックします。
  7. 解除を申請するフォームが表示されるため、以下情報を各入力欄に英語で入力します。入力する際には、翻訳機能を使っても問題ありません。
       ●氏名
       ●メールアドレス
       ●自由記入欄(以下のような内容を入力します。)
         ◦解除の申請を希望する旨
         ◦再び登録されないためにおこなう対策案  など
  8. 入力したら「Submit(提出する)」をクリックします。すると申請完了となり、入力したメールアドレス宛に確認メールが送られてきます。

メール配信サービスの利用で無効なメールの対策を!

メールがブラックリストに登録されると、メールの送信ができない状態になり大きな損害につながる恐れもあります。そのため、メールがブラックリスト登録の要因に的確に対処することは、非常に重要な作業と言えます。

無効なメールアドレスに送信していることが判明した場合は、該当アドレスを早急にリストから削除し、再送信されないように管理する必要があります。無効なアドレスに送信した場合、そのメールは「MAILER-DAEMON」というエラー表示がついたバウンスメールとして戻ってきます。バウンスメールには様々な原因がありますので、可能な限りひとつひとつアドレスを再確認し、原因に応じて対応することが必要となります。

もちろん、当社のメール配信システム「アララ メッセージ」ではエラーになってしまった原因に応じて、自動的に配信対象から外す機能(エラーフィルタ機能)が備わっていますので、手間をかけずに配信対象のクリーニングがおこなえます!

メールマーケティングにおいて、コンテンツや文面を考える以外の時間はなるべく短い方が良いに越したことはありません。メールの到達率に課題をお持ちであれば、ぜひ弊社サービスをご検討ください!!

アララ アカウントグロース部 中村
アララ アカウントグロース部 中村
宣伝会議主催のセミナー等でも「顧客との絆を深めるために有効なメールマーケティングの戦略」などをテーマに登壇。日々、顧客に寄り添い、顧客が目指すゴールへ向けて、支援しています。 メール配信運用、メールマーケティングに関する情報、​​​​​​​“知ってるとちょっとイイコトがある”情報を発信していますので、ぜひ、チェックしてみてください。 アララ メッセージは、15年以上にわたり「国内開発・自社サポート」で提供している、純日本製のメール配信サービスです。画面操作による一斉配信はもちろん、システム連携によるAPI配信にも標準対応しています。 また、総務省後援「ASPICクラウドアワード2024」支援業務系ASP・SaaS部門にて「DX貢献賞」を受賞しています。

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