
IPレピュテーションとは?メールの到達率との関係性を解説
こんにちは!営業担当の藤川です。
メールマガジンの配信をされている企業様の中には、到達率が悪いと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
メールの容量やドメインなど原因は様々ですが、その一つにIPレピュテーションの低さが考えられます。
今回はIPレピュテーションを高め、到達率を上げる方法をご紹介します。
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メルマガの到達率とは
メルマガの到達率とは、送信したメルマガがどの程度受信ボックスに届いたかを表す比率です。
メールが迷惑フォルダに届いたり、ISP(Internet Service Provider)にブロックされたりした場合にこの数値が下がります。
メルマガの到達率が悪くなる原因
メルマガの到達率をあげるためにはIPレピュテーションが重要です。
IPレピュテーションとは
IPレピュテーションとは、メールが送信されるIPアドレスの健全性などの評判(reputation)を評価して、メール配信時の通信を制限する仕組みです。
迷惑メールを送っていないか、悪質なWEBサイトを運用していないかなどをスコアにし、メールを送信する際に使用するIPアドレス単位で点数を付けて評価しています。
そのため、評価(点数)が低いと、スパムメールや迷惑メールである可能性が高いと判断され、ブロックされてしまう可能性が高くなります。
IPレピュテーションの仕組みと到達率
IPレピュテーションは、
- GoogleやMicrosoftなどの各ISP
- Return Path社のSender ScoreやCisco社のSenderBaseなどの第三者サービス
によって評価されます。
評価の指標としては、「送信者の配信作法」「エンゲージメントに関するもの」の2種類があるとされています。
具体的には、「送信者の配信作法」は、迷惑メール報告、スパムトラップや存在しない宛先へのメール送信など、「エンゲージメントに関するもの」は、メールの開封、「迷惑メールではない」ボタンのクリックなどがあります。
IPレピュテーションが低いと評価された場合には受信サーバに届く前にはじかれてしまい、迷惑メールとなります。
そのため、到達率が下がってしまいます。
IPレピュテーションを上げるためには
IPレピュテーションを上げるために弊社からは3つのポイントをおすすめしています!
送信元ドメインをSPF/DKIMに登録する
エラークリーニングをきちんと行う
迷惑メールにならないようにする
最後にIPレピュテーションと到達率についておさらいです。
- IPレピュテーションはIPアドレスの健全性などの評判を評価している
- 評価が悪いと迷惑メールと判断されてしまい、メルマガの到達率が下がる
- IPレピュテーションを上げて、メルマガの到達率を上げよう!
以上、いかがでしたでしょうか?
IPレピュテーションを上げるためには、定期的なエラークリーニングなどが大切です。何事も小さな積み重ねが大切ですね。
著者 メール配信運用、メールマーケティングに関する情報をお届けするコラムです。“知ってるとちょっとイイコトがある”情報を発信します。 |
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