ランサムウェアとは?感染経路と対策を解説
日本でも大きなニュースとして報道された「ランサムウェア」。
サイバー攻撃ということはわかっているが、実際詳しくはわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。
実はランサムウェアの拡散にはメールがフックとして使用されるケースが多く、メール受信者だけでなく、送信元も注意が必要です。
今回は今更聞けない、「ランサムウェアの脅威」について簡単に説明します!!
目次[非表示]
- 1.ランサムウェアとは?
- 2.感染経路
- 3.対策
- 4.今後の世界の動き
ランサムウェアとは?
マルウェア(不正プログラム)の一種です。
感染したシステムへのアクセスを制限し、ファイルを暗号化、使用不能にしてしまいます。暗号化されたファイルを元に戻すことと引き換えに「身代金」(ransom、ランサム)を要求されることから、身代金要求型不正プログラムとも呼ばれています。
感染経路
スパム(迷惑)メールに添付されたファイルやURLリンクをクリックさせたり、不正改ざんされたWebサイトにアクセスさせ、コンピュータのOSやソフトウェアの脆弱性を悪用することにより、ランサムウェアに感染させる方法があります。
対策
ランサムウェア対策の1つとしてあげられるのが「不自然なものには触らない」ということです。
弊社内でも会社全体を通して、メールタイトルの日本語が不自然なメールを開かない、また添付ファイルをインストールしないように呼びかけています。
さらに万が一感染した場合に備え、OSやセキュリティソフトを常に最新バージョンにしておくことや、大切なデータはバックアップをとり、複数の場所で保存するなどの対策も有効です。
今後の世界の動き
ランサムウェアの被害拡大に伴い、スパム(迷惑)メールへの警戒がより一層強化され、今までユーザへ届いていた商品紹介メールやキャンペーン通知メールなども、キャリア、プロバイダから警戒されてしまうかもしれません。
スパム(迷惑)メールと判断されてしまうと、お客様との接点を失うだけでなく、お客様からの信頼が下がってしまいます。
スパム(迷惑)メールと判断されないためには、どのような対策があるのでしょうか?
よろしければ以下のセキュリティ対策記事をご確認ください。
■セキュリティ対策記事
・SPFとは?迷惑メール対策に
・DKIMとは?迷惑メール対策に
・STARTTLSとは?メールを暗号化する仕組みをご紹介
・S/MIMEとは?電子メールのセキュリティ対策!
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